指先残る匂いに懐かしさ覚えた
ゆっくりとゆっくりと君に侵されていた証
つまらない 君の口癖 締め付けられた日々
私の全てを拒んで
あいしてる 君の口癖 君に染められた日々
私の全てをのみ込んだ
たった八畳の部屋に
たった一言さよならに
もう捨てよう もう忘れよう
もう捨てよう もう忘れよう
大丈夫 私の口癖 すり減っていく日々
私の心が歪んで
さよなら 最後の言葉 もう無くなった日々
私の心が崩れていった
長く続くたばこばかり吸う君と
あと何回 買いに行けるのかなって
そうやって 命は削れてくんだ なんて
他愛もない会話だった
たった八畳の部屋に
たった一言さよならに
もう捨てたはずなのに
もう忘れたはずなのに
もう捨てたはずなのに
もう忘れたはずなのに
指先残る匂いに懐かしさ思い出す
ゆっくりとゆっくりと君に侵されていた証
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